【5領域の視点】
1.認知・判断(認知/行動)
サッカーは常に状況が変わります。
相手・味方・ボール・空間を同時に見ながら、
「見る」「予測する」「選ぶ」「動く」
という処理を繰り返します。
この一連の流れが前頭葉を刺激し、
実行機能(考えて行動する力)を育てます。
2.身体のコントロール(運動・感覚)
走る・止まる・方向を変える・蹴る。
これらの複合運動は、
・姿勢制御
・バランス
・力加減
・タイミング
といった身体調整力を高めます。
作業療法士(OT)が評価と専門的視点で関わり、
保育士が日々の活動の中で丁寧に支えます。
チームで連携しながら、
身体の使い方の基礎を整えていきます。
3.コミュニケーション(言語・社会性)
サッカーは常に仲間との協働です。
・パス=意思表示
・ポジション=役割理解
・声かけ=関係づくり
競技の流れの中で、
社会的コミュニケーションが自然に生まれます。
4.感情・行動の安定(情緒)
「できた」という成功体験は、
脳内報酬系を活性化させ、自己効力感を高めます。
この積み重ねが、
・挑戦する力
・切り替える力
・落ち着く力
へとつながり、日常生活の安定にも広がります。
5.生活への応用(適応力)
療育の目的は、
サッカーが上手になることだけではありません。
育てたいのは、
・順番を待つ
・指示を理解する
・状況を読む
・協力する
といった、学校や社会で必要となる力です。
サッカーで育った力を、
日常生活へ確実につなげます。




